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Meteorite

by Kimura Kaname

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1.
上弦の月 04:18
黒い海に眠る客人≪まれびと≫の嘆きを弔い過ぎゆく 天は上弦、波間に下弦、逆さまの月が映る 陰りゆく季節の中で 僕らふたり離れても 移ろいゆく時代の中で 僕らふたり離れても 君を見つける、何度でも また出会う、何度でも 霧わたる空にかすむ 月はおぼろに耀いて 手の内に寄する潮の冷たきにただ散りぬるや 砕かれし水鏡に咲きぬるは現世≪うつよ≫の徒花 いざ往くや 果てなきや ほの白き汝≪いまし≫の面差し 人の子よ 残らぬ想いを集めては 何に暮るるかその心 陰りゆく季節の中で 僕らふたり離れても 移ろいゆく時代の中で 僕らふたり離れても 君を見つける、何度でも また出会う、何度でも
2.
Reflection 04:43
愛を殺すマトリックスで、そのひずみで 僕らは何を求め、得られると信じたの? 虚無に堕ちていく夜も、君さえいれば 僕は世界のすべてを無視できる ふいに風が引きとめる声に振り返った 肩越しに見える交差点を行きかう人々は 私を置き去りにして街の呼吸にのまれていく 時は眠らずに歩いていくままで 夜の深さを胸の奥の鏡に映していた どうにもならない痛みの深さも 君と世界を分け合うためなら悲しくない すべての正しさが間違いにつながっている 神様のパラドックスの中でもがく きっと君もそうだから私を見つけた 汚れているけれど、道徳的には無色だ、と つぶやいたいつかの君の横顔に どうしても深く感じ取ってしまうのは 嘘にしたくないすべての痛みがそこにあったから 息のつまるような愚者のパレードで 僕は行き先のない片道切符を捨てた すべては君のために、そう願いを満たして 昼と夜の区別もつかない道化たちと踊るんだ 愛を殺すマトリックスで、そのひずみで 僕らは何を求め、得られると信じたの? 虚無に堕ちていく夜も、君さえいれば 僕は世界のすべてを無視できる
3.
灯花 04:24
遠い昔に生きていた誰かの代わりに 命を燃やしているようなものだろう 壊れることが定められている僕たちは だから星の世界に手を伸ばすのか? この血が理解する、君のすべての感情が生まれくる場所 我らを待つことのない一瞬の光陰に運命を賭し 人類の黄昏を前に手の中の幸福を守ろうとする 愛は恐れ、想うことも、悲しむことも、許すことも 夜空に降る火の粉のような蛍火 肌を刺す夜気のなか深く息を吐く けれど無数の「誰か」じゃない 出会ったすべての人の願い その渡された欠片で生かされている まだ笑えるだろ、笑えよ そう引き金に額を寄せ、祈る 誰かの代わりにここに立つ この怒りを、喜びを、悲しみを 与えられた何かとも知らぬままに
4.
君がいるからどんな暗い夜も光を失わずにいられる いつかまた僕がバラバラになってほどけても かがり火ひとつの夜に君を思い出す 笑顔、涙、ありきたりな日常、かけがえのない全て この空が全て砕けて落ちたとしても、僕は 守りたいと思うから、すべてをかけて 僕は僕のすべてを失っていく そうだとしても、断罪を気にもかけないままの瞳で 真っすぐに君を見つめていたい 世界と君を秤にかける幼い強さが 僕に残されるだろう最後の理由なら ああ、今は一人きりこの丘で星をみるのも悪くはない 君以上の理由を見つけられない僕には 世界の歯車から外れたままの息づかいで 瞳のなかの星屑がいつか心に刻まれる 君を愛したことに答えを求めるより 僕は君の愛に応えつづけたいと思うんだ たどり着く場所がないとしても、僕らは永遠を旅する
5.
星屑の夜 04:39
心の果てにあなたを見る 星を集めても贈れない 祈りを捨てたのは何故だろう 果てなき夜は澄み渡り 嘆きの壁に背を向けて 荒れ野にあなたへの花を探すよ ああ、どうか泣かないで その涙を拭うことはできないけど (ああ星の影に)せめて器用にできない笑顔で (ああ星の影に)嘘つきな私は願いをかける 心の果てにあなたを見る 罪を抱えても捨てられない 歩みの正しさは何故歪む? 自由と孤独の境で 軋んだ想いを鎖したまま それでも蕾は綻びるだろう Close your eyes, feel my heart beat again, Set your soul free, like dive into starlight. Though I can't be trouble in evermore, Whenever I face our Father I attest That love is the one that saves human. ああ、どうか笑ってよ 折れた翼の代わりになれたなら (ああ星の影に)せめて器用にできない言葉で (ああ星の影に)嘘つきな私は願いをかける
6.
朽ちていたんだ祈りと 星に還らぬ嘆きのために 私に流れる血のすべてを 賭してきたのだから 愛と怒りに裂かれたままの 胸の炎を覚ました人の 瞳に映る私のまま この道を行きたい   さだめをこの手で切り裂いて 奪った自由でどこへ行く?   さよならさえも言えぬままで 枯れた涙を忘れても   胸の深くに広がる荒野に 届かぬ痛みを探る指先   失くしたすべてを 優しい言葉じゃなくても 涙の数をかぞえて 一人羽根を広げるあなたの 眠れぬ夜に光を灯す さだめの日がきっと来るだろう 錆びついても軋んだままの 胸の扉を叩いた誰かの 手をとり歩いていくための約束   流れゆく日々の中でなお 胸に灯りつづけた日々よ   さまよえる願いと祈りの 闇に差す光こそ調べ
7.
遠い昔に生きていた誰かの代わりに 命を燃やしているようなものだろう 壊れることが定められている僕たちは だから星の世界に手を伸ばすのか? この血が理解する、君のすべての感情が生まれくる場所 我らを待つことのない一瞬の光陰に運命を賭し 人類の黄昏を前に手の中の幸福を守ろうとする 愛は恐れ、想うことも、悲しむことも、許すことも 夜空に降る火の粉のような蛍火 肌を刺す夜気のなか深く息を吐く けれど無数の「誰か」じゃない 出会ったすべての人の願い その渡された欠片で生かされている まだ笑えるだろ、笑えよ そう引き金に額を寄せ、祈る 誰かの代わりにここに立つ この怒りを、喜びを、悲しみを 与えられた何かとも知らぬままに
8.
君のうたが 私の胸のいちばん深い場所で響いている 季節はめぐる むき出しの心で傷ついたまま生き急ぐように 魂の強い光と深い闇を抱いたまま ひとり君の許へと歩いていく私は 刹那の命に時雨咲く蝉たちの声の中で ひとつの夏の終わりを感じていた 君のうたが 私の記憶を逆戻らせて胸に響いているよ 季節はめぐる 静かに頬を伝う涙をぬぐうあたたかな指先 禍福と善悪は糾える縄のごとしで 私を導くさだめと平凡な幸福の在り処を 苔生す大樹の肌にそっと耳を当て聴くように 君の声は春の風に淡くけぶる木漏れ日
9.
千年のほころびを紡ぐ二人の夢の中 君の涙がこの海の一滴だとしても 落日に燃ゆる花の赤きに身をゆだねては 胸のどこかに欠片があるから痛む面影 降りつづく雨に差せない傘を投げ捨てぬまま 意味のあることだけを選べないとは嘆くけど すれ違う人波に待つ誰かを求めるようで 星の砂時計に閉じ込められている面影 小さな光が届かないとは思わない、けれど どうして壊れてしまうの、と声にならないまま 言葉をのみこんだ君の涙が重くて、ただ 突き刺すように肩を打つ雨の冷たさに立つ 誰一人救えない手だ、と悲しく笑うのは 自由にならない心を許せぬまま愛するから? あまのじゃくな君よりだいぶ汚れた靴で 贖いを重ねる私は傘になろうとした
10.
Crystalize 02:22

about

All for A,S

credits

released December 25, 2021

All tracks Written & Produced & Vocal by Kimura Kaname

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all rights reserved

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Kimura Kaname Tokyo, Japan

in Hamiltonians Quantum :

Producer : Kimura Kaname

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